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開発

2009/09/16 Wed

新政権が発足し、民主党が政権公約で中止を打ち出している群馬県長野原町の八ツ場ダム。
多くの報道でご存知の方も多いと思うので詳細は省きますが(参考資料→Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E3%83%83%E5%A0%B4%E3%83%80%E3%83%A0)、この建設問題と他の事例を並べて、開発について色々と思った事を書いてみたいと思います。

八ツ場ダムの計画は1952年に発表されました。
計画当初から地元住民を中心に反対運動がありましたが、1992年にはダムの建設が事実上決定。
その間40年、地元住民は賛成派と反対派に分かれ、親族内でも争いになるほど住民同士の関係は悪化していたそうです。
そんな苦悩の中、40年という長い年月を経てダム建設は決定したのです。
しかしここへきてまたもや建設中止の声。
計画から半世紀以上、まだ住民の苦悩は終わってはいません。


僕の友人が住む長野県須坂市峰の原地区。
ここには、風力発電用風車の建設という計画があります。
ここでも地元住民は賛成派と反対派に分かれ、静かな街に大きな傷痕を残しました。
僕の友人は事業主から家を借りていて、冬は仕事もしていましたが、反対派だという事が分かると家の立ち退きを迫られ、仕事も失ったそうです。
この計画は事業性が低いという事で中止になりましたが、また新たな計画の可能性も残しています。
今現在どういった余韻を残しているのかは分かりませんが、ここでも地元住民の苦悩があったことは間違いありません。


海外に目を向けて、東南アジア各国。
エビやバナナに代表される養殖場や農園、ほとんどを日本へ向けて輸出するためにあるこれらの施設は、沿岸部に広がるマングローブの森や豊かなジャングル、草原、川、湖を切り開いて作られています。
それらの資源に依存してきた住民の生活を奪い、環境・社会の両面で深刻な問題を引き起こしています。
先祖代々の土地を奪われた住民もいれば、抗生物質や農薬の影響で健康被害を訴える住民もいます。
そういった開発の恩恵を受けているのは、我々日本人です。


「開発」とは、「自然のままで人間生活に問題がある場合、その環境を人為的に変えることでより生活を良くすること」と辞書にはあります。
例えば、雨の少ない土地で耕作をするための灌漑や、山岳の交通を容易にするトンネルなど。

ここで言えば、八ツ場ダムは治水をメインに発電や利水。
峰の原の風車は発電、東南アジアは食料の確保とでも言いましょう。
いずれも近代化された我々の生活を守るための「開発」と言っていいでしょう。

全ての開発にNOと言うつもりはまったくありません。
しかし、現代の近代化された我々の生活が多くの開発によって成り立ち、地元住民の生活を脅かし、多くの犠牲の上に成り立っていることを、僕らはもっと知り理解する必要があると思います。


余談になりますが、エビ・バナナを筆頭にコーヒー・砂糖・塩・オリーブオイルなどを、フェアトレードのもと、環境負荷の少ない形で、地元住民の最低限の生活を保障し、生産している会社があります。
オルター・トレード・ジャパン→http://www.altertrade.co.jp/index-j.html
商品の購入も可能ですので是非一度ご覧になって下さい。
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Author:tac
理想のライフスタイルを追及する旅の途中のtacです。
日々楽しく、優しく過ごせるよう、研究に余念がありません。
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そして、愛と感謝の気持ちを忘れない、暖かい世界を夢見ています。

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旅の舞台はSquamish,BC,CANADAです。

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