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プルサーマル計画

2009/06/12 Fri

原子力発電所でプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を燃やす「プルサーマル計画」について、電気事業連合会と電力各社は、従来計画を5年先延ばしし、「遅くとも15年度までに16~18基で開始する」と発表しました。

この計画については、以前より国内外から反対の声も大きく、技術面や安全面からも計画の実施へ向けて多くの疑問が残ります。

プルサーマル計画に必要なプルトニウムを日本はフランスから購入(海上輸送)しています。
5月には、静岡県御前崎市の御前崎港に過去最大量のプルトニウムが到着しました。
輸送は今回で3度目で、過去2回は東京電力と関西電力が、今回は九州・四国・中部電力が実施。

この海上輸送に関して日本は、沿岸諸国の了解を得ていないばかりか緊急時のための計画も協議しておらず、事故の対策や補償の制度も整っていないという怠慢ぶり。
また国土交通省は、電力会社が法規の下で行わなければならない落下試験の条件を満たしていないまま輸送容器の認可を出し、輸送が開始されたのです。

過去の日本の核輸送に関しては、これまで数十カ国の沿岸諸国が強い反対の意思を表明してきました。
南米では海・空軍を出動させ輸送船の監視したり、領海から追い出したりしたことも。
カリブ海沿岸諸国は反対の声を大きく上げ、「われわれの海が危険に冒される」という異例の声明を発表しました。

日本がこれらの声を無視していることは、こういった報道が無いことからも明らかです。
しかも過去に到着したプルトニウムは、MOX燃料も含めて未だに全く利用されていないのが現状なのです。

日本のプルサーマル計画は当初の予定より10年遅れているそうです。
東京電力や関西電力によるデータ改ざんやトラブル隠しも遅れの大きな原因でしょう。
また日本の他の2つのプルトニウム計画(①高速増殖炉の商業化→80年先送り!、②再処理工場の本格稼働→16回も延期!)も大幅に遅れています。

これだけ多くの問題を抱えながら、何が何でもプルサーマル計画を実現しようとしている日本の電力会社って何なんでしょう?
日本政府は、この計画に毎年エネルギー研究費用の64%を費やしているそうです。

日本のエネルギー政策、根本から考え直す時期に来ていると思いませんか?

ちなみに余談ですが、家庭で消費する電力の10%は待機電力によるものだそうです。
その10%の電力は、原子力発電所4基分に相当するとか…。

増加の一途をたどる電力需要、我々消費者もいろいろと考えなおし、改善する必要があるとは思いませんか?


<参考資料>
DAYS JAPAN4月号 「過去最大量のMOX燃料日本へ」(アイリーン・みおこ・スミス著)
DAYS JAPAN HP:http://www.daysjapan.net/index.html
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